自費出版物のご案内 |
ひとくちに「自費出版物」「私家本」といってもその内容は様々です。ここでは、そんな多くの本の中から、一般的な自費出版物と、私たちがご提案する“古くて新しい”「古典の私家本」、誰でも気軽につくれる「簡易アルバム」をご紹介いたします。 |
一般的な自費出版本 (代表的なもの) |
著作権の切れた古典作品など(ex.青空文庫のもの)を独自仕様の本に仕立てます。 |
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※ここでは非営利目的の、販売や流通を前提としない個人的な出版物を指します |
愛着深い古典や思い入れのある文学作品を、自分好みの1冊に仕立て、大切に所蔵してみてはいかがでしょう。 |
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例えば、思い入れの深い場面に、お好きな絵や写真(著作権・商標権を侵害しないものに限ります)を入れたり、細かい文字の多い段落は読みやすく文字サイズを大きくしたり…etc. 一般に流通している本とは違う、世界で1冊の名作カスタムをつくることも可能です。 |
大学や各種専門学校等で作品を授業のカリキュラムや進度、年間スケジュールに沿って使い易い様にアレンジを施し、独自の教材に仕立ててみてはいかがでしょう。 |
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例えば、段組や行間、書体、文字色・サイズ等を授業主旨・計画に沿って章ごと・ブロックごとに応変させることも可能です。 |
普段のメールやSNSでのやり取りを活用することで、新たに文章を書き起こさなくても、ご自身や家族、ペット、グループ等の今の姿をアルバムのような形で1冊の本に残せます。お子様やペットの成長・生活記録の他、自己アピールアイテムとして就活・婚活に役立たせることもできるのではないでしょうか。 |
まず始めに「本の仕様」について |
ひと口に「本」といっても世の中には様々な本があり、私たちが普段目にする本には、それぞれの“仕様”があります。仕様とは、本の種類・形や大きさ、厚さや材質など、いわゆる“スペック”に相当するものとお考えいただいてよいでしょう。 ***
1冊の本をつくるには、その本の仕様・スペックを決めなくてはなりませんが、仕様は、一体、どのように決めればよいのでしょうか。 ***
これまでに何度も自費出版をされてきた方や、印刷・出版関連の知識のある方ならともかく、一般の方が「本の仕様は?」と訊ねられても、すぐには答えられるものではありません。 ***
そんな「これまで本の知識とは無縁だったけれど、自分なりの1冊をかたちにしたい」という方のために、本の仕様について、ごく簡単に説明させていただきます。 ***
本の仕様は[誰に・どのくらいの人数に・どんな本を・何時(何時までに)・どこで]読んで欲しいかによって変わってきます。 |
著者さんによって「家族や親戚・友人など、身内のもとで大切にしてほしい」「子々孫々まで受け継いでほしい」或いは「より多くの人がいつでも気軽に手に取って見られる、利便性の高い本がよい」「ネットで流通させてみたい」など、本を作る目的や用途は様々です。 ***
その本をどのように扱われたいのかに応じて、本の大きさや厚さ・固さ・部数・紙の種類や色・文字数・文字色など、本の仕様は大きく異なります(もちろん、ご予算との兼ね合いもあります)。あまり妥協を重ねて出来上がりに不満が残る、またはご予算を圧迫し過ぎるなどといったことのないよう、充分にご検討いただく必要があります。 ***
また、「本の原稿や材料はあるけれど、今ひとつ仕様や出来上がりに関しての具体的なイメージが湧かない」というお客さまには、弊社スタッフが原稿・材料(コピー)を拝見させていただき、ご要望とご予算を考慮した上でご満足いただける仕様案とお見積を提示いたしますので、お気軽にご相談ください。 |
本づくりに必要な基本的な知識 |
本 の 種 類 |
◆ハードカバー(上製本) ボール紙など硬い紙の表紙と、紙や布などのカバーで覆われていて丈夫で長持ちします。百科事典や文芸書などの多くがこのつくりです。高級感・重量感が出せます。 ◆ソフトカバー(並製本) ハードカバーと違い表紙が柔らかい紙でできています。実用書や新書、文庫などがこのつくりです。ペーパーバックともよばれています。 |
本 の サ イ ズ |
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本 の 各 部 の 名 称 |
①見返し:表紙と本文を糊で貼りあわせ丈夫にします ②扉 :書名、著者名、発行所名等を記してある部分 ③スピン:しおりのひも ④カバーのそで:表紙を包むカバーの折り返し部分 ⑤帯 :販促目的で表紙に巻きます |
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⑥天 :本の上側 ⑥地 :本の下側 ⑧ノド:開いた時の中央(綴じているところ) ⑨小口:ノドに対して外側(開くところ) |
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⑩カバー ⑪表1 :表紙。本の顔(タイトルや著者名が入ります) ⑫表4 :裏表紙(出版コードなどが入ります) ⑬背表紙:タイトルや著者名が入ります |
綴じ方向 |
カバーと表紙 |
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左綴じ
本文が横組のもの (左開き) |
右綴じ
本文が縦組のもの (右開き) |
◆ハードカバー(上製本)は 表紙をくるむカバーをつけ ますが、ソフトカバー(並 製本)は表紙のみでカバー をつけない場合もあります。 |
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カバーの加工 |
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◆カバーなどの表面にPP加工(ビニールを貼る) など、より強度を上げるための加工を施します。 水に強く破れにくくなります。このほかマット PP加工というツヤを抑えたものもあります。 |
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綴じ方 |
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無線綴じ:ノドと背を接着剤で固めて綴じます。 最も一般的な綴じ方です。 平 綴 じ:ノドの背の近くを針金や糸で綴じます。 中 綴 じ:真ん中をホッチキスでとめる方法で 週刊誌などで用いられます。 (ページ数の多い場合は不向き) |
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紙の種類 |
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◆表紙や扉・見返し・本文には一般的に上質紙(特 厚口)を使用します。表紙には上質紙のほかにレ ザックなど紙に皺などの模様があるものも使用さ れます。カバーにはコート紙が一般的です。 |
本の構成 |
●前付け |
●後付け ※必ずしも、このとおりの構成である必 |
制 作 工 程 |
※カバー・表紙のデザイン・制作は(「5 印刷・製本」)と同時進行します。 |
原稿の入稿方法 |
①手書き原稿 紙原稿をもとに文字入力など制作編集し、デジタルデータ化します。 ②アナログ原稿 プリント写真やプリントアウトされた紙原稿などをスキャンし、デジタルデータ化します。 ③データ入稿(パソコンで作成された原稿) ・データ原稿として使用し、レイアウト等は再編集したい ・ご自分でレイアウトされた、ページイメージをそのまま使用したい 等、ご希望に応じます。 作成ソフト:MS Office系、一太郎、WIN/MACのページレイアウトソフト等 ④画像データ デジカメ写真、Photoshop、ペイント・ドローソフトデータ等 |
オプションのご案内 |
―― 現在、現役・活躍中の“達人”がお手伝いいたします ――
「原稿は全部自分で書きたいけれど、やっぱり編集や校正はプロに見てもらって本格的なものにしたいな」「表紙だけは特にこだわりたい!」「自叙伝をつくりたいけど、文章が苦手で…」などなど、いろいろなご要望やお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そんなお声に現在各フィールドで活躍中の達人がお応えするオプションです。もちろんすべて詳細な内容(作品の内容や予算などの相談)を確認しお見積りを提出、ご納得の上でご利用いただけますのでご安心ください。 ❏表紙タイトル文字
「本の顔」といわれる表紙。活字ではなく“あなただけの文字”ぬくもりのある、味わい深い文字をあしらってみてはいかがでしょう。
❖書案家 石塚“墨禅”静夫 氏……娯楽・報道・出版・教育・メーカー・流通等各分野で活躍中!
❏企画・取材・執筆代行(取材日数時間、ページ数でお見積します) 編集(全体の構成、文脈の整理、表記の統一、表現の的確性チェックなど) 校正・校閲(誤字・脱字の修正、用字用語の統一) ❖壬生篤 氏(時間旅行社)…元「荷風!」編集長、「荷風ムック」12月より書店にて販売開始! ❖大野 氏(クリエイトONO)…「多肉植物図鑑」「女の子とママのおそろい服」書店にて販売中! ❖平野威 氏…アウトドアやガーデニング関連雑誌など。 スチルカメラの撮影もOK! ❖A.S 氏…旅行雑誌やガイドブック・書籍などの編集・執筆多数! 企画・取材~編集・校正OK! ❖K.S 氏…取材・執筆・校正・映像(TV・VIDEO)台本が得意です! ❏デザイナーによる装丁、カバーデザイン ❖清家 氏…本冊子、自費出版紹介ページ「ボーン・ナース」表紙デザイン制作! ❖マフ・デザイン…創業20年! グラフィックデザイン全般(ポスター、チラシ、パンフ、出版物など) ❏イラストレーター ❖吉田ようこ 氏…イラストレーターでもあり、デザイナーでもある。 書籍・カタログ多数! ❏カメラマンによる撮影 ❖齋藤 氏(ユニコーン)…ビデオカメラもOK! (Hi-Vision撮影、BD・DVD制作) ❏映像編集 ❖齋藤 氏(ユニコーン)…現在、某百貨店のCM(スマホ・PC版)を制作中! ❖T.S 氏…映画CMの制作・編集 ❏漫画(漫画家に劇画執筆依頼などもできます) ◆ その他◆ ❏テキスト入力(手書き原稿OK) ❏翻訳・校正(約60カ国に対応) ❏図表の作成(トレスやスキャニング) ❏ご自身で作成されたデータを使用 ただし、印刷データとして使用可能かどうか、事前の確認が必要になります。 ❏出版コードの取得代行 ❏ネット販売のお手伝い、代行(アマゾン出店) ❏電子(デジタル)本(PDF・EPUB)をネット上で販売またはCD・DVD制作など。 |
※お客様からお預かりした個人情報は、弊社規定「個人情報の取扱」に基づき厳重に管理いたします。 |